2008/06/25

6/25

 一部の新聞やニュースキャスターは、現在の福祉政策が弱者切り捨てだと主張している。よく言われるのが、毎年2000億以上の福祉予算が削られている、ということだが、福祉予算そのものは毎年8000億弱増えている。確かに、自然増から2000億以上削っているのは確かだが、何の予備知識もなく毎年2000億以上減らされていると言われると、既存の予算から2000億削られているように誤解するのではないか。
 福祉は大事だが、出来るだけ世代間に不公平感がないように、身の丈にあった内容にしなければいけないと思う。そのためには、一定の負担、例えば高齢者でも資産のある人は、自己負担割合を多くする。また、相続税率を上げるのも一つの手だと思う。そして、やはり消費税アップでしょう。とにかく、財源の裏付けがないまま、近視な政策をとるのは、将来の世代に負担を残すことになる。政権や選挙を重視するあまり、あんまりむちゃくちゃな政治をしてもらうと困ります。
 EUR/USD、私は下に行くと思うのだが、多くのトレーダーはまだまだドル安が続くと思われているようだ。確かに、チャートをみると1.54が結構堅い。上は1.58がレジスタンスだろう。週末まで様子を見て、1.54を割れなければ、びびりながらロングも考慮か。
 USD/JPNは上にも下にも動かない。が、上値の重さに嫌気がさして、上がダメならしたに、となりそうだ。こちらも週末まで様子を見ていったん利確を考えたい。

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